緑戻し考察

フローティングハイスピード(以下、FHS)の本来の用途はHS微調整用なんだけど、ソフラン曲のBPM変更後や鍵盤でのHS変更後にSTART+皿ちょい回しで緑数字が一瞬で戻るっていう機能(以下、緑戻し)があって、これをソフラン対策に利用出来ないか色々考えているところ。従来のHS変更による調整と大きく異なるのは、
 
(1)皿を回した後にSTARTを押しても反応する
(2)BPM変化前に入力するか、変化後に入力するかで変化量が異なる
 
という2点。
(1)は結構重要で、従来は「STARTを押したまま鍵盤を押す」だったので同時入力では反応しないことが多く、STARTを長押しする必要があったんだけど、緑戻しの場合STARTはすぐ離しても反応する。感覚的には「皿を回しながらSTARTを押す」と認識した方が使い勝手が良さそう。
 

 
例えばグラフルの場合、皿の後にBPM変化があるんだけど、皿を回したままにしてBPM変化と同時にSTARTをちょい押しすれば緑数字が戻る。皿の軽い筐体なら思いっきりぶん回して手を離してからSTRATちょい押しでも大丈夫で、これを利用すれば片手でも緑戻しが入力出来る。但し使い道があるかどうかは不明。
あと地味なところで、鍵盤を使わないのでランダムの配置によって空POORやBADを量産する危険が無いのが良いところ。
(2)は、AやNNRT、session1のような「途中から倍速譜面」をやる上で注意が必要。
 

 
例えばAの場合、従来のセオリーでいけば低速を抜けて高速突入前にHSを変化させるんだけど、これを緑戻しでやろうとすると低速時のBPMに緑数字が合ってしまい、高速に対応する事が出来ない。そこで、最初に設定する緑数字を倍にするという手を使う。仮に高速中の緑数字を300に合わせたいとするなら、最初に600に合わせておけばいい。*1細かく言うと
 
・旧HS調整画面で緑数字を600に合わせる
・FHS調整画面に切替
・START+黒鍵盤でHS倍率を上げ、緑数字を300付近に持っていく(皿は動かさない)
・低速をプレイ
・低速を抜けたら皿+STARTで緑数字が600に戻る
・高速に突入し緑数字が300になる
 
という流れ。ただ、手順が面倒な上に低速地帯が好みの緑数字ジャストになるとは限らないので、「だったら従来のHSでいいや」となりそうな気もする。高速地帯をどうしても好みの画面幅&緑数字でプレイしたい人向け。
ちなみにNNRTやsession1は高速突入前のブレイク地帯で既にBPMが変わっているので、最初にプレイしたい緑数字に設定すればOK。今作からBPMの数値だけじゃなく、変化するタイミングも調べないといけなくなった。譜面サイト様様。
あとはこの辺の操作を組み合わせてハデスや卑弥呼あたりの画期的な速度調整法が思いつけばいいんだけど。なんかいい方法ないかなぁ…

*1:厳密には191/93なので2.05倍、616がジャスト